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ハードウェア設定 / タッチパッド設定

タッチパッド設定

タッチパッドを搭載した端末の場合、X用のSynapticsドライバをインストールするとタッチパッドの設定ができます。
Arch Linux では xf86-input-synaptics パッケージでインストールできます。
確認していませんが、Synaptics製のタッチパッドではなくアルプス電気製のタッチパッドでも機能するようです。

設定ファイルは Arch Linux では /etc/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf にあります。
インストール時点で設定ファイルが存在するはずですが、
Driver "synaptics"
となっている Section 内で設定します。

標準で
Option "TapButton1" "1"
Option "TapButton2" "2"
Option "TapButton3" "3"
の様に設定されていますが、
"TapButton1"というのは1本指タップで、"TapButton2"というのは2本指タップです。
右側の値は対応するマウスボタンの番号で、
"1"は左クリック、"2"は中クリック、"3"は右クリックに対応します。
LinuxではWindowsと違い、セレクションの中ボタンペーストというクリップボードを凌駕する大変便利な機能があるので中ボタンが重要です。
タップを左ボタンに設定すると誤タップの原因となるので、ボタン付きのタッチパッドの場合、
Option "TapButton1" "2"
で1本指タップも中ボタンに割り当てるのがお勧めです。

Option "VertEdgeScroll" "on"
Option "HorizEdgeScroll" "on"
パッドの右隅をなぞることでの垂直スクロール
パッドの下隅をなぞることでの水平スクロール
に対応させる設定です。

Synapticsドライバでは、より細かい設定を行うOptionが用意されていますが、
他の機能は使わないので説明しません。
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