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Dolphin

KDE標準のファイルマネージャです。

GNOME標準のファイルマネージャであるNautilusと違い、カスタマイズして好みの仕様にすることができます。

Arch Linuxでは、kdebase-dolphinパッケージでインストールできます。kdebaseに含まれます。

標準では設定がフォルダ単位で適用され、
設定 > 全般 > 動作 > ビュー
を、「すべてのフォルダに共通のプロパティを使う」にチェックしないと他のフォルダに設定が適用されません。

標準ではシングルクリックでファイルが開かれてしまい、
設定 > ナビゲーション > マウス
を、「ダブルクリックでファイル/フォルダを開く」にチェックするとダブルクリックで開かれるようになります。

「すべてのフォルダに共通のプロパティを使う」「ダブルクリックでファイル/フォルダを開く」を適用した場合、KDEのシステム設定でもダブルクリックが必要になるという弊害があります。


画像ファイル、動画ファイル等のサムネイル表示は、Dolphinでは「プレビュー」という用語になります。
ツールバーの「プレビュー」をクリックすると有効になり、プレビューのサイズは通常のアイコンと違うので、
設定 > 表示モード
から、表示サイズを修正する必要があると思います。

設定 > 全般 > プレビュー
からファイルタイプを選んでチェックすると対象ファイルのサムネイルが表示されます。
動画ファイルのサムネイラがインストールされていない場合等、対象ファイルタイプのサムネイルが作成できない場合はファイルタイプを選択できません。
Arch Linuxでは、ffmpegthmbnailer(不要?) kdemultimedia-ffmpegthumbs パッケージをインストールすれば動画ファイルのサムネイルが表示できます。
画像ファイル用の kdegraphics-thumbnailers もインストールした方が良いと思います。
テキストファイルのサムネイルも表示できますが、画像と動画以外は無効にしてアイコンを表示したほうが良いと思います。

デスクトップに設置する「フォルダ」Plasmoidにサムネイルを表示したい場合は、Dolphinと別に設定する必要があります。
設定方法は同じです。
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