Firefox
説明不要でしょうが、定番のWEBブラウザです。
KDEの標準WEBブラウザはKonquerorですが、Firefoxがベストの選択肢だと思います。
Arch Linuxでは、firefoxパッケージでインストールし、日本語化するには、firefox-l18n-jaパッケージが必要です。
KDE設定ではなくシステムの言語とタイムゾーンの設定に従うため、システムの言語を日本語に、タイムゾーンをTokyoに設定する必要があります。
短期間で新バージョンがリリースされるため搭載機能はすぐに変わりますが、
かつてはWEB開発に利用するにはFirebugを始め多数の拡張機能をインストールする必要がありましたが、
現在では標準で開発ツールが充実しているため、Firebug等の開発ツールは要りません。
標準機能以外をインストールするのは危険なので、標準機能で代用が効くならできる限り拡張機能は入れないほうが安全です。
今ではPDFファイルの表示機能も搭載されているためプラグインは不要です。
WEB業界では、プラグインという物は全て排除する方向に進んでいますが、ニコニコ動画にFlashが必要なのでFlashはインストールした方が良いと思います。
ただし、プラグインには度々、システム権限を奪われるような重大なバグが発見され、危険ですので不要ならインストールしないか、普段は無効化しておく方が安全です。
Arch Linuxでは、flashpluginパッケージをインストールするとFirefoxでFlashの再生ができます。
Flashで文字化けが発生する場合、ttf-arphic-umingをインストールすると改善します。
WEBからJavaアプリをシステムにインストール(ユーザー権限で)するJava Web Startという仕組みが金融系サービスを中心に利用されていますので機能に対応させることをおすすめします。
Arch Linuxでは、icedtea-web-java7パッケージをインストールするとJava Web Startが利用できます。
ただし、icedtea-web-java7をインストールするとブラウザのJavaプラグインも有効になります。
Javaプラグインは現在WEBでほぼ絶滅しており、サーバーの遠隔操作ツールなど一部で現在も利用されますが、
普段はFirefoxのプラグイン設定でIcedTea-Web Pluginを無効化して、必要なサービスを利用する時にだけ一時的に有効にするのがお勧めです。
Firefoxのカスタマイズ