Kaffeine
KDEのメディアプレーヤーです。
音楽や動画など様々なメディアを再生することができます。
Arch Linuxでは、kaffeineパッケージでインストールできます。
インストールするとバックエンドのxine-libもインストールされるので、kaffeineパッケージをインストールするだけで多数のメディアタイプの再生が可能ですが、
GStreamerやMPlayerもバックエンドとして利用できるため、GStreamerやMPlayerのコーデックを追加することで再生可能なメディアタイプが増えます。
TVの再生にも対応していますが、
日本は世界で唯一、地上波のTV放送が暗号化されており復号にはB-CASカードが必要で、
ハードとプレーヤーソフトが一体でないとB-CASカードが添付できないため、オープンソースのKaffeineで日本の地上波を再生することは困難です。
Linuxに対応したB-CASカード付きの日本のTVチューナーというものは、どこのメーカーも販売していません。
上級者は、アースソフトのB-CASカード非対応のTVチューナーと別途入手したB-CASカードを利用してLinuxでTV録画や視聴をしているようです。
ワンセグに関しては暗号化されていませんが、
日本の地上波とLinuxに対応したチューナーというものは、国内ではどこのメーカーも販売していません。
ブラジルを始め途上国を中心にいくつかの国で、日本と同じISDB-TでTV放送が配信されているため、
ブラジル向けのTVチューナーは日本で利用することができ、Linuxに対応したハードも存在するようです。