/ パーティションとファイルシステムの作成
パーティションの作成はgdiskコマンドやfdiskコマンドで行います。
十分なメモリを搭載していない期待にインストールする場合はswap領域を作成したほうが良いですが、十分な場合はパーティションは分けない方がおすすめです。
また、HDDやSSDにインストールする場合はファイルシステムはbtrfsがおすすめですが、btrfsは物理デバイス全体を利用できるので、パーティションを分けずにbtrfsを使用する場合はパーティションを編集する必要はありません。
パーティションの編集
# gdisk /dev/sda
で1番目の物理ディスクにパーティションを作る。
gdiskコマンドは更に内部コマンドを使用しますが、?でコマンド一覧を確認できます。
- o コマンドで全てのパーティションを消してパーティションテーブルを初期化。
- n コマンドで選択肢をすべて初期値(そのままEnter)でパーティションの作成。/dev/sda1がLinux用のパーティションになります。
- n コマンドでパーティションタイプをef02でパーティションの作成。BIOSブート領域(grubで必要)を作成。
- p コマンドでパーティションテーブルを確認。Linux用のパーティションとBIOSブート用のパーティションが必要です。
- w コマンドで書き込んで終了。
という流れになります。
# mkfs.btrfs /dev/sda1
ファイルシステムの作成は上記のようにパーティションに対して行いますが、
# mkfs.btrfs /dev/sda
btrfsではパーティションではなく物理デバイス全体を利用できます。