Linuxのインストールや設定、アプリの紹介など。

インストール・設定おすすめアプリトラブル対応

KDEのインストール(Arch Linux)

KDMでKDE環境を起動しますが、KDMの初期設定ではrootではログインできないので一般ユーザーの作成と、
Arch LinuxはUbuntuと違いGUI上で管理者権限を利用する場合sudoではなくsuなのでrootパスワードを設定する必要があります。
passwd
useradd -m user
passwd user
ユーザー名を省略してpasswdコマンドを使うとrootパスワードの設定になる。
useraddコマンドの-mオプションで、ユーザーの作成と同時にホームディレクトリが作られる。
passwdコマンドで作成したユーザーのパスワードを設定。

Xとグラフィックドライバのインストール
pacman -S xorg-server xf86-video-vesa
Xのグラフィックドライバは、VESAドライバを入れておけば普通はKDEの起動はできるはず。
なんだが、手元のノートPCの際はxf86-video-vesaではKDEの起動ができず、nvidia-304xxを入れる必要があった。(nVidiaのドライバは公式リポジトリに複数用意されています。)
pacman -Ss xf86-video
でグラフィックドライバのパッケージを検索できるのでxf86-video-vesaよりも適したドライバをインストールすることもできますが、
怪しいドライバを入れる前に、まず汎用のVESAドライバでGUIを起動してみるのがいいと思います。
ATIの人は多分問題ないので、xf86-video-vesaではなくxf86-video-atiを入れておくといいです。

KDEのインストール
pacman -S kdebase-plasma
kdebase-workspaceパッケージを入れればKDEが起動できる最小構成でインストールできるようだが、plasma入れないとWidgetとか使えないと思うのでkdebase-plasma入れとく。kdebase-plasma入れればkdebase-workspaceも入る。
kdebase-plasmaだけでも1GB近くになります。
kdebaseパッケージを全て入れるとKonqueror等いろいろ入ってしまう。
フルインストールしたい場合はkdeパッケージをインストールする。

kdebase-workspaceだけだとアプリが何も入っていない状態で、何かコンソールがないとKDE上でのパッケージインストールすらできないので、
pacman -S kdebase-konsole
で、Konsoleも入れておく。
KonsoleさえあればKDE起動後にpacmanコマンドが利用できるので、他のアプリはあとで入れればいい。

KDEをインストールしたらKDMサービスを起動すればその時点でGUIのログイン画面となる。
systemctl enable kdm
システム起動時にkdmが自動起動するように設定する。


再起動したらKDMのログイン画面(GUI)になり次の手順ですが、
もしKDMのログイン画面にならないようならグラフィックドライバが利用できないと思われるので別のドライバをインストールする必要があります。
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