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ネットワークの利用方法(Arch Linux)

ベースシステムをインストールして、ハードディスクから起動した後の手順です。

インストールCDとは違い自動ログインはされないので、ログインプロンプトが表示されたらrootでログインします。
初期状態ではパスワードは設定されていないので入力不要です。

日本語キーボードにする
loadkeys jp106
システムのキーボードは設定していないので、またキーボード設定。
GUI環境の構築を目指しているので、システムのキーボード設定は省略します。
GUI環境構築前に再起動したら最初にloadkeysです。

有線DHCP環境の場合、現行バージョンではdhcpcdを有効にするだけでネットワークが利用できます。
ネットワークの利用方法(dhcpcd)を確認してください。

baseパッケージに含まれるnetctlでネットワークが利用できます。
netctlは、/etc/netctl/以下にプロファイルを置き、
netctl start プロファイル
でネットワークが有効になる。

サンプルプロファイルが、/etc/netctl/examples/以下に、サンプルがあり、
有線DHCP環境ならethernet-dhcpを/etc/netctl/にコピーですが、
デバイス名がudevによって書き換えられるのでeth0ではない。うちの場合はenp4s0だった。
dmesg|grep eth0
[    3.587546] systemd-udevd[180]: renamed network interface eth0 to enp4s0
デバイス名はdmesgコマンドで確認できる。
サンプルプロファイルはインターフェイス名がeth0になっているのでenp4s0に修正した。

無線LAN環境なら wireless-wpa等をコピーして修正ですが、
wifi-menu
ベースシステムのインストールでも使用したと思うが、wifi-menuコマンドを利用するとアクセスポイントを選択してパスワードを入力するだけでネットワークが利用できるようになるので楽です。
wifi-menuコマンドを利用するには、ベースシステム以外に追加でdialogパッケージをインストールしている必要があります。


netctl enable プロファイル
とすると、次回以降の起動時に自動的にネットワークが使えるようになります。

無線LAN環境のクライアントの場合はユーザー権限でGUIから接続するアクセスポイントを切り替えたいと思いますが、
その場合はnetctlを自動起動させずに、GUIインストール後にNetworkManagerをインストールすることをおすすめします。
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